クローゼットがパンパン。捨てたいけれど、決心ができない
細菌検査歴4年の私が、細菌目線で断捨離を後押しします
このページにいらした方は、他の記事で「服をため込むと運気が下がる」「無駄なアイテムを買う原因になる」など、服を捨てないデメリットを読まれてきたのではないでしょうか。
大事な服を捨てるため、最後の一押しがほしい
というお考えではないですか。
私は現在パート主婦ですが、食品の細菌検査を4年していました。細菌検査の経験と、服を捨てずに起こった大失敗から、声を大にしてお伝えします。
この記事を読めば「服って無駄に残してもメリットがない!早く捨てよう」と決心がつきます。
- 思い出の服でも、捨てやすくするコツ
- 断捨離の決心を鈍らせない売り先
- 思いの強い服に使える手放し方
も紹介し、クローゼット整理をお手伝いします。
私もリアルタイムでクローゼット整理します。一緒に断捨離しましょう
洋服が捨てられない人の潜在意識
服を残しておきたい人の心情は複雑です。なぜ捨てたくないのかを自分に問いかけ、断捨離への糸口をつかみましょう。
いつか着るかも
- サイズが小さいけど、無理すれば着れる
- 生活が変わって使わないけど、念のため取っておこう
- 毛玉あるけど、普段着で使いまわそう
1年以上出番のない服は、今後も着ない可能性が高いです。
大事な思い出がある
- 夫と初めて会った時のワンピース
- 前職の制服
- 新婚旅行先で買ったTシャツ
捨てる時に当時の思い出がよぎります。着て出かける日は来ないのに、懐かしくって捨てる決断ができません。
プレゼントしてもらった
- 正直デザインは気に入ってない
- 着心地がイヤ
- 着ていく機会や場所がない
誕生日やイベントで服をプレゼントしてもらった時、困った経験はありませんか。
優しい人ほど、プレゼントしてもらった服は捨てられません。
潜在意識で辛くても洋服を捨てたくなる根拠
「服が捨てられない」という行動の裏には、デリケートな心が隠れています。
ここで、「使わない服を保管して放置するって、細菌学的にどうなのか」という新しい視点を紹介します。
服をため込み続ける行動は果たして清潔なのか、考えてみましょう。
捨てたくないという心は、一度しまってください。
「放置された服は黄ばみ、カビのエサになるだけ」
一度でも着た服は、人間の皮脂がべったり付きます。洗濯機で洗っても完全に取れず、たまった皮脂はシミとなります。
次に、放置された服に付くのはカビです。
- 皮脂汚れとほこりをエサにできる
- 湿度一定で、風通しの悪い場所を探している。
カビはお風呂場で見かけるけど、服につかないでしょ?
と思うかもしれません。
残念ながら、カビは空気中に目には見えない胞子(ほうし。カビの子ども)の状態でただよっています。住宅の中でもです。
つまり「皮脂汚れのついた」使わない服を、「風通しの悪い」クローゼットに大量にため込む行動は、カビにご飯と家をプレゼントする行動なのです。
- 服の断捨離はメンタル面の効果に注目されがち
- 細菌の視点からみると、使わない服のため込みはカビが増える不潔な行動
実体験1:ウールコートを捨てられず半年。スーツまでカビだらけ
ここからは私の失敗談をお話しします。以前の社宅にはクローゼットがなく、押し入れの中につっかえ棒を入れコートをかけていました。
断捨離に迷ったコートがありましたが、決心がつかず1着しまいこんでしまいました。
- 毛玉や毛羽立ちが目立ってた
- 4年使いデザインが少し若かった
- 「もう捨てた方がいいかも」と内心思っていた
そして半年後の冬に開けた所、コートにビー玉サイズの白いカビがたくさん増えていたのです。
最悪なことに、隣に吊るしていたスーツの上下にも、小さなカビが点々とついてました。
コートはクリーニングに出したのですが、押し入れのある部屋の日当たりは悪かったのです。
捨てられない服まで入れた押し入れは、風通しが最悪になってました。
好条件を逃さず増える、カビの生命力に脱帽した経験でした
実体験2:「再就職で使うかも♪」ワイシャツは黄ばんで全滅
この記事作成時、私も断捨離してみました。いつか再就職する時使うかもと、取って置いたワイシャツ3枚を再確認です。
全部えりが黄ばんでました。これで就活したら面接の印象は最悪です・・。
しまう前は全然黄ばんでなかったのに
皮脂汚れは黄ばむを身をもって証明していました。
細菌検査の小話:カビの周囲汚染パワーは半端じゃない
断捨離欲をより高めていただくため、カビの繁殖力の強さについて語ります。細菌検査を行っていた当時、先輩に教えてもらった鉄則についてです。
実験室では「カビた物はテーブルで触るな」が鉄則
細菌検査で大切なのはサンプルに雑菌を混ぜず、清潔に取り扱う技術です。検査結果が不正確になり、取り返しがつかないからです。
- ガスバーナーの周囲には上昇気流が生まれ、雑菌が落ちてこない
- 空気中の雑菌を防ぐため、ガスバーナー周囲20cmで作業
雑菌が入らないよう、バーナー付近で細心の注意を払い日々過ごしていました。
この雑菌の中で一番厄介なのがカビでした。
他の細菌はガスバーナー周囲で作業すればある程度防げます。
しかしカビは周りに大量の胞子(ほうし)をまき散らすため、カビの生えた物を近づけると、ガスバーナーの周囲でもサンプルに混ざります。
サンプルを扱うデスクで、カビの生えたものを扱うのは禁忌でした。
「かびた物はテーブルで触るな」は、細菌検査を初めた頃に教えられた鉄則です。
服でパンパンなクローゼットはカビにとって楽園
クローゼットは湿度が一定で風通しが悪く、元々カビが生えやすい環境です。
- 通気性がなくなり、カビの増える環境が整う
- エサの皮脂は服にあるので、カビは順調に成長する
クローゼットは服を詰めすぎたとき、カビが一気に増える可能性がある場所なのです。
潜在意識別!洋服が捨てられない人におススメの処分方法
カビだらけの汚いクローゼットにしないため、使わない服は手放すのが一番です。
今回は私が使っている、服を捨てやすくする方法をお伝えします。
いつか着るかも→鏡で当てて今の姿を見る
いつか着るかもしれないから、捨てられない
この場合は今すぐ服を当て、鏡でチェックしましょう。
正直もう似合わなくないですか?
- 自分の好みが変わっている
- 年齢に合わないデザインになっている
- 毛玉やヨレで小汚くなっている
夫と会った時の思い出のワンピースも、5年も立てば毛玉だらけです。
私のくすんだ肌の色に合わないし、今回思い切って捨てました。
過去に使えた服が、今のあなたに合う服とは限りません。
大事な思い出→撮影して思い出は手元に残す
思い出のある服は中々捨てられません。私もデートの思い出の詰まったワンピースは、5年間手放せませんでした。
服をたくさん保管すればカビのリスクがあります。
スマホで撮影してから手放せば思い出は残るし、ノーリスクです。
ささいな思い出の服から挑戦してみましょう。
意外と、捨てた後に写真は見返さないですよ
プレゼントしてもらった→贈り主のために手放すべし
誕生日や記念にもらった服も、贈り主を思うと手放しにくいです。
私の場合、父の日や母の日にプレゼントした服が実家でタンスの肥やしになっています。
「物だけ増やしてしまったな‥」と後悔の日々です。
送り主の気持ちを思うなら、着用した写真を見せてお礼をすれば十分です。
あの服どうしてる?と聞かれたら「着古して傷んだから手放したよ」と言えば角も立ちません。
いさぎよく手放しましょう。
どうしても洋服が捨てられない人。売却やお焚き上げを使うべし
使わない服はカビのエサになるだけと主張してきましたが、まだ使えそうだったり、思いが詰まっていたりして捨てられない人もいます。
その時は売却やお焚き上げを使いましょう。
- リサイクルショップに売るのがおすすめ
- ブランド服なら、宅配買取の方が時短でき楽
スピーディな対応で、断捨離の決意が鈍らないサービスを使いましょう。
- お焚き上げがおすすめ
- 完了報告や祈祷動画があるサービスを使うと、スッキリしてけじめがつきやすい
心が軽くなり、気持ちの整理に役立ちます。
女性ブランド服を売るなら、1日で手放せる「リブラ」
女性ブランド服を手放すなら、宅配買取のリブラがおススメです。
- 申し込みはスマホで4分
- 届いた宅配キットに服を詰め、集荷してもらうだけで楽
- 査定料、送料、キャンセル料が全部無料
- 対象ブランドが1,000種以上と、他社より圧倒的に多い
私は宅配が届くまで3日かかる地域に住んでいますが、リブラの宅配キットはたった1日で到着しました。
女性ブランド服専門サービスなので、多少訳ありな服でも買取できます。
- うす汚れや着用感、ほつれが多少あり
- 名前の刺しゅう付き
- 名前のペン書き
- すそ上げ済み
キャンセルしても一切費用はかかりません。決意が鈍らないうちに利用しましょう。
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思いが詰まった服なら「みんなのお焚き上げ」に託す
心から大切にしていた服なら、信頼できる寺社でお焚き上げして手放しましょう。おすすめは宅配サービスの「みんなのお焚き上げ」です。
利用方法は送られた宅配キットに服を詰め、送り返すだけです。
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「心の整理が付いた」「進捗をメールで連絡してくれて安心」の口コミが多く、利用後アンケートの満足度は95%以上(2024年6月時点)です。
安心して大事な服を任せられます
お焚き上げのプロに背中を押してもらえば、思いの強い服でも後悔せずにお別れできます。
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服を捨てられず潜在意識で辛いなら、科学的にジャッジしよう
スッキリしたクローゼットに憧れているのに、辛くて服を捨てられない。
そんな時は細菌という、理系目線を取り入れましょう
断捨離のハードルは高いですが、いらない服を手放せばクローゼットにカビが生える可能性はぐっと下がります。
- 探しやすい
- 無駄遣いが減る
- 清潔
断捨離したクローゼットはメリットしかありません。
私は「もし後悔したら似たようなの買い直す!」の気持ちで手放しています。
意外と買い直しする必要もなく、特に後悔もないです。
断捨離を頑張れば、メンタルにも科学的にもいいことが多くあります。
転勤族の私も断捨離の最中です。一緒に頑張りましょう!